お正月は、家族で登山に行くのが恒例行事となりつつあるわが家。登山と言っても、軽装で片道2〜3時間で登れる山です。登山というよりハイキングという方が正しいです。
去年は、岐阜の金華山。そして今年は、西尾市の〈茶臼山〉へ登ることにしました。
そんな様子を写真とともに報告します。
西尾市 〈茶臼山〉に登りました
茶臼山と言っても、愛知県最高峰の茶臼山とは別の山です。西尾市の茶臼山は標高291m。ファミリーで登るには、ちょうどいいサイズ感。
国道23号の西尾東ICで降りて、10〜15分で駐車場へ到着。
第一の間違え
駐車場に着いてみるとびっくり、満車。調べてみると、気軽に登れるので結構人気な山だそうです。頂上目指してレッツゴー!まずは、上の写真に写っている看板に従って「無の里」の方へ向かいました。これが、第一の間違いでした。
駐車場から5分ほど歩くと、無の里という合掌造りの建物に辿り着きます。廃村になった岐阜県の徳山村から移設されたものだそうです。
冬季(12/1〜2/28)を除き、合掌造りで抹茶をいただくことが出来るようです。
第二の間違い
無の里をあとにして、山頂を目指して進みます。無の里からすぐに分かれ道が現れます。看板がなく、右に行くか。左に行くか。
家族会議の結果、左を選択。これが第二の間違い。この選択が大きな間違いとなり、このあと1時間半ほど獣道を歩く羽目になろうとは、この時は思ってもいませんでした。
看板は無いものの、木にマーキングがしてあり、これを信じて頼りに進みます。
人が歩いたような形跡は、ほとんどなく獣道が続きます。あんなに駐車場には車が停まっていたにも関わらず、人に会うこともなく、人が歩いた形跡もない。おかしいなぁと思いつつも進みます。
冬の獣道を半ズボンで進む長男坊。家族で、不安になりながらも進みます。
途中、引き返す?みたな話になりましたが、B型の僕と長女は、「いいんじゃない?これはこれで楽しいから進もう!」と言い、嫁さんは、「引き返した方が安全じゃない?」と言い、長男坊は、「俺、かっこいい棒(木の枝)探してくるわ!」と言っていました。こういう局面にブチ当たった時に、性格がでるなぁと思って、ちょっと面白かった。多数決の結果、進もうということになりました。
NTTの電波塔へ到着
無の里から、獣道を突き進むことおよそ1時間半。足腰ガクガクでNTTの電波塔に到着。椿がきれい。
電波塔の下で、男性がひとりで休憩されていたので道を尋ねて、山頂から駐車場へ向かうルートを教えていただきました。ありがとう。
やっとこさ山頂へ
やっとの思いで、茶臼山の山頂へ到着しました。
この日は、天気も良くなかなかの眺め。山頂では、10人ほどがおにぎりやサンドイッチを食べながら休憩されていました。この景色を眺めながらのおにぎりは格別でしょうな〜。
正規ルートで下山
正規ルートを通れば、看板が要所要所に設置されているの迷うことはありません。
はい、事故りましたよ。
平原の滝方面へ向かいました。
平原の滝・薬師堂
山頂から看板に従い、15分ほどだったか、〈平原の滝〉へ到着しました。
薬師堂もあります。誰がいつ建てたんでしょうか。中には、薬師如来が安置されていんでしょうか。
このまま、少し下って駐車場に無事到着。最初からこのルートを通っていれば、登山下山合わせても1時間ほどで済んだと思います。
途中で撮った写真
せっかくなので、途中に撮影した写真も載せておきます。
毛虫
きのこかな?「謎のきのこのクリーム平打ちパスタ」にして誰かに振る舞いたい。
シダ植物。この見た目がちょっと苦手なんですよね。
長女が見つけた化石っぽいヤツ
なんかカッコいい。自然の造形美
蛇苺?
さいごに
- ファミリーで登るには、往復1時間〜1時間半で行けるのでちょうどいいと思います。
- 道を間違えると獣道をひたすら歩く羽目になります。間違えたかな?と思ったら、すぐに引き返すのが賢明
- 国道23号からもすぐなので、車でのアクセスも良い
- 冬季を除けば、〈無の里〉で抹茶をいただくことが出来ます
以上、正月に家族で茶臼山に登って道に迷って大変だったよ。と言う報告でした。
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