阿久比町|文学的なカフェ〈天気輪の柱〉でカレーを食べました

Sponsored Link




instagramで知った阿久比町にあるカフェ〈天気輪の柱〉が気になって行ってきました。
この〈天気輪の柱〉って、店名だけでもどんなお店なのか気になりませんか?

行ってみると、これがまぁ独特の世界観で謎に満ちたお店でした。
そんな様子を写真と共にお届けします。

お店の場所とか外観とか

〈ステーキ宮 阿久比店〉の裏手、〈名鉄河和線 坂部駅〉からもすぐのところにあります。通りから一本入ったところにあるので、分かりにくいですが、その分かりにくさがこのお店にはちょうど良く感じます。

お店の外観は、飾り気のない質素な感じ。駐車場は、お店の前に2台分と裏手に3台分だったと思います。

この写真は、モノクロではないですよ。

自然光がメインの落ち着いた店内

入り口のドアを開けるとカレーのスパイスの匂いとコーヒーの匂いが7対3ほどの割合で漂ってきます。

店内の明かりは、南面の大きな窓から入ってくる自然光がメイン。あとは、ぶら下がった裸電球がいくつかあるだけ。この薄暗い感じが心を落ち着かせてくれます。

大きい窓から見える景色は、田園風景。時折、通過する名鉄電車の赤が田んぼの緑に映えます。

流れるBGMは、パッヘルベル。会話を止めれば聞こえてくるほどのボリュームで心地良い。

スパイスが入れられた瓶。

隅っこに積み上げられた、小説。その隣には、地図。自分の居場所が分からなくなった時は、ここに来ると分かるかもしれません。

謎多きメニュー

メニューをひとたび開いてみると、天気輪の柱ワールドに引き込まれていきます。例えば、コーヒー。コーヒー豆ごとに説明が書き添えられています。

キリマンジャロ

(隣のクラスのもてるヤツです。勉強も運動もできて一見鼻につきそうな印象ですが、不思議なほど嫌味の無い所が支持される理由です)

一度、読んだだけでは、頭の中にはてなマークが浮かんできます。もう一度読んで見ると、あーなんか的を得ているような気もしなくはないかな。と思わせてくれます。
ほかにも、「モカ」「マンデリン」「コロンビア」などあります。それぞれ独特な説明が添えてあります。気になる人は、ご自分の目で確かめに行ってみてください。

営業時間の案内もワールド全開です。時間という、概念に抗っていて “大人の反抗期” って感じが、嫌いじゃないです。

オムライス 650円

肝心のお食事。一緒に行った長女はオムライスを注文。

たっぷりのトマトソースの中に、オムライスがドーン。ボリュームもあって、これで650円です。安っ!

たまごもフワフワで、長女も「おいしい!おいしい!」と言ってました。

スモークド・チキン・カレー 650円

僕は、スモークド・チキン・カレーを注文。
メニューには、「基本的にはライスですがスパゲッティやパンといったパターンもやぶさかではありません」と書いてありましたが、ここは、基本のライスでお願いしました。

カレーも、このボリューム。ちなみにカレーも単品だと650円。安っ!

ルーは、とろみがなくて、くどくなくて食べやすい。ウマイ!

このスモークされたチキンがスモーキーでおいしいんですよ。このおいしさを伝えられるだけの語彙力が無くて残念でなりません。今後、成長していく予定なので、どうぞ長い目で見守っていてください。

カレーと同時に運ばれてきた、謎の粉。メニューは、個性的な説明で溢れているのにこの謎の粉については、なんの説明もなかった。なんだよこれ!?
入れることによって、辛さが増すのか?なんか風味が増すのか?最後に少し、入れてみましたが、違いがよくわからない。一体、なんだったんだよ!?未だに謎です。

とにかく、おいしかった。スパイスのお陰か、食べている途中に体が温まってきてました。ごちそうさまでした。

食後にコーヒーをいただきました。ランチだと、食事とコーヒーのセットで750円でした。豆も淹れる直前に挽いてくれるこだわり様なのに、とにかく安い。客としてはありがたいが、大丈夫か心配になります。

さいごに

  • とにかく、安い
  • 安いのにおいしい
  • ご主人のこだわりの強さが節々から伝わってくる
  • 自然光メインで店内が落ち着いた雰囲気になっている
  • ひとりでも入りやすい
  • ひとりでボーッとしたい時に行くと良いかも
  • お子さん連れは、不向きかも
  • メニューの説明が文学的
  • 僕的には、お気に入りのお店。また行きたい。

お店の情報

天気輪の柱

住所:阿久比町大字卯坂坂部39
電話:0569-48-8027
営業時間:つとめて項〜宵の口(或いは黄昏時、つまり誰そ彼時)
定休日:不定休(セミ年中無休)

Sponsored Link




シェアしてくれる嬉しいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です