年末の大掃除がひと段落したときに気になったのが『ダイニングテーブルのシミ汚れ』
これもなんとかして新年を迎えましょう!ってことで、ワトコオイルでお手入れをしてみたら良い感じに蘇ってくれました。
今回はワトコオイルのメリット・デメリットや、メンテナンス方法、効果などを紹介します。
ワトコオイルでダイニングテーブルをメンテした!
シンプルでナチュラルな雰囲気が気に入って購入したダイニングテーブル。
たしか、福岡の家具メーカー「関家具」さんのモノだったと思います。2010年に今の家に引っ越したタイミングで購入。この11年間、手入れらしい手入れはしたことがない・・・。なので点々とシミや汚れが目立ってます。購入時に家具屋さんからは、亜麻仁油など定期的に塗ってメンテしてくださいね。って言われたような気がしますww。
今回、ワトコオイルで10年越しに手入れをしました。
ワトコオイルとは?
ワトコオイルとは、主成分は亜麻仁油(あまにゆ)そこに合成樹脂や無鉛乾燥助剤を独自の配合でブレンドされたオイルです。
ワトコオイルは全部では8種類の色が販売されています。塗る木材の種類や状態によって仕上がりが違ってきます。
ナチュラルに仕上げたい人は、「ナチュラル」や「ミディアムウォルナット」など、薄めの色をチョイスして、ビンテージ風に仕上げたい人は「エボニー」や「ダークウォルナット」など濃い目の色を選択すると良いと思います。
ワトコオイルは、混ぜて使うこともできるので自分オリジナルの色を作ることもできます。
ワトコオイルはこんな人におすすめ
- DIY初心者
ワトコオイルは、塗りムラになりにくいからDIY初心者におすすめ! - ツヤのない自然な仕上がりを求めている人
ワトコオイルは、木に染み込んでいくので、表面がテカテカにならないからナチュラルな仕上がりを求めている人におすすめ!
ワトコオイルのデメリット
ワトコオイルは、木に染み込んでいくから表面に膜ができません。だから耐水性や防汚性という面ではニスやラッカーと比べると劣ってしまいます。なので正直、水気があるモノを置く機会が多いダイニングテーブルには向かないんです。
あと乾くまで独特の匂いがする。
ワトコオイルでダイニングテーブルをメンテナンスする!
ではでは、11年越しにわが家のダイニングテーブルをお手入れしていきましょう。
ヤスリがけをする
水拭きで落ちないシミや汚れを重点的に天板全体にヤスリをかけていきます。今回、#320を使いました。ヤスリをかけた後は、かたく絞った雑巾で表面の削りカスを拭き取ります。
ワトコオイルをたっぷり塗る
ワトコオイルを容器に移して刷毛や布に染み込ませて天板全体にたっぷり塗ります。“たっぷり” っていうのがポイントです。
分かりやすいように半分だけ塗ってみました。塗った直後はテカテカしていますが、乾くとテカリはなくなります。
全体的に塗り終えました。
15〜30分 放置して乾燥させる
15〜30分ほど放置して、天板に染み込ませながら乾燥させます。
耐水ペーパーでヤスリをかける
乾いていない状態で耐水ペーパー(今回は#320を使用)で表面をヤスリがけする。乾いていない状態でヤスリがけをすることで、木の内部にオイルがより染み込んで耐水性が上がり、表面の仕上がりも良くなります。頬ずりしたくなるくらいしっとりすべすべに仕上がりました。
余分なオイルを乾いたウエスで拭き取る
余分なオイルをウエスで拭き取り、自然乾燥させます。乾燥が完了するまでは独特の匂いがあります。乾燥には12時間〜24時間が必要と言われています。
上記の工程を2〜3回 繰り返すとさらに良い
耐水性や防汚性を上げるために、上記の工程を3回繰り返しました。
今回、ワトコオイルのナチュラル(無色)を塗りましたが、少し色が濃くなりました。色が着いたというより、オイルが染み込んで水拭きした直後の状態が続いているって感じです。
ついでにリビングのセンターテーブルもやったった!
オイルが余ったので、ついでにリビングに置いているテーブルもやってみた。このテーブルも家を建てたタイミングで購入。これで7万くらいしましたww。ホント、家を建ててるときや家を建てた直後って金銭感覚がバグってます。今なら絶対買わない。
まとめ
新品とはまた違った雰囲気でいい感じに蘇ってくれました。
今回、200ml缶で、ダイニングテーブルとリビングのテーブルをそれぞれ3回ずつ塗っても少し余りました。
木工製品や皮革製品は、それなりにメンテしてあげると、どんどん風合いが増して愛着が湧いてきますね。
ワトコオイルは、ムラになったりしにくいので初心者でも失敗しなくて良い感じに仕上がってくれるのでおすすめです!
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